2017年大人気になった韓国料理としてチーズタッカルビは有名ですよね。
それに引き続き、話題になっているのが韓国風ファヒータです。
あまり聞き慣れない料理の名前かもしれません。
混同される料理としてタコスやブリトーなどがあります。
今回はファヒータとはどんな料理なのか?ブリトーとの違いについても紹介します。
ファヒータとは
語源
スペイン語 「帯」「ガードル」または「ベルト」からきています。
料理・食べ方
テクス・メクス料理(メキシコ風のアメリカ料理またはメキシコ料理と近縁のテキサス州独自の料理)
元々は牛肉のハラミ・横隔膜だけ使われていましたが、現在は牛肉の他の部位や鶏肉・豚肉・エビなども使われていて、たまねぎとピーマンと一緒に鉄板でグリルしたものです。
つけあわせは細切りレタス、サワークリーム、ワカモレ(アボガド・トマト・たまねぎ・ライムの果汁・食塩・コリアンダー・唐辛子をすり潰したもの)、サルサ(液状調味料)、ピコ・デ・ガヨ(トマト・たまねぎ・唐辛子で作る新鮮な調味料)、おろしたチーズ、トマトなどを使います。
主に小麦のトルティーヤ(すり潰したとうもろこしから作る薄焼きパンで小麦から作られた物も同じ)に肉とつけあわせを包んで食べます。
意味
トルティーヤで具材をはさむように包むもの。
韓国風ファヒータとは
Sponsored Link
元々のファヒータと作り方は同じですが、具材が豚肉・タッカルビ・エビなどを数種類の野菜でグリルして、お好みで2種類のソース(コーンクリームソース・ピーナッツマスタードソース)をつけて食べます。(ヨプ/新大久保店のファヒータより)
ファヒータのシーズニング
シーズニング(調味料)がカルディやアマゾンなどで購入できます。
シーズニングを使うと、あとは肉や野菜を用意すれば簡単にファヒータが作れます。
ブリトーとは
語源
スペイン語 「小さなロバ」細く巻いたトルティーヤがロバの耳やロバの背に乗せた荷物の形に似ているところからきています。
料理・食べ方
メキシコ、テクス・メクス、アメリカ料理。
<メキシコ>
伝統的な軽食でレストランや屋台で食べられています。
具材はバルバコア(じっくり焼いたバーベキュー)、モーレ(唐辛子をベースにしたソース)、ウィニース(ソーセージと刻んだトマトと唐辛子のソースで煮たもの)、フリホレス・レフリトス(インゲン豆)とチーズ、デシェブラダ(牛肉をじっくり焼いてほぐしたもの)、チレ・レイェーノ(唐辛子にチーズを詰めて衣をつけて揚げたもの)を使います。
<アメリカ>
アメリカの朝食の定番でブレックファースト・ブリトーと言われています。
具材はスクランブルエッグ、ポテトとたまねぎとソーセージを炒めたもの、チーズを使います。
そしてどちらともそれぞれの具材をトルティーヤで包んで食べます。
意味
トルティーヤで具材を巻くように包むもの。
日本のブリトー
日本のブリトーといえばセブンイレブンのロングセラー商品です。
マツコ・デラックスも大ファンでハム&チーズをもう30年以上食べ続けているそうです。
種類もたくさんありますが、そのうちの5種類を紹介します。
パストラミベーコン&クワトロチーズ (モッツァレラ・ゴーダ・チェダー・パルメザンの4種類のチーズを使用。ブラックペッパーで味付けたスパイシーな角切りのベーコンの組み合わせ)
テリヤキチキンチーズ(じっくりと焼き上げた鶏肉に甘辛い照焼きソースととろけるチーズの組み合わせ)
Wウインナー&タコスミート(パリッとした食感のソーセージをWで使用。スパイシーなタコスミートに2種類のとろけるチーズの組み合わせ)
チリトマトチーズ(豚ひき肉をトマトベースのピリ辛ソースで味付け、ゴーダ・モッツァレラの2種類のチーズの組み合わせ)
ハム&チーズ(肉のうまみを引き出したジューシーなハムとゴーダ・モッツァレラ・チェダーの3種類のチーズの組み合わせ)
まとめ
ファヒータは具材をはさむように包んだもので、ブリトーは具材を巻くように包んだもの。
そしてどちらもトルティーヤを使います。
包み方によって料理名が変わるのはおもしろいですね。
トルティーヤさえ用意すれば、具材やソースはお好みでOKですし、オリジナルが作れそうですね。
包み方は是非お好みでどうぞ。
Sponsored Link