イタリアではポピュラーな「プッタネスカ」
イタリア料理史上最も古くからあるパスタのひとつです。
日本のコミックス「ジョジョの奇妙な冒険」33巻 イタリア料理を食べに行こうその②の中で、イタリア料理人トニオ・トラサルディーがプッタネスカ(娼婦風スパゲッティ)の作り方を紹介しています。
今回はプッタネスカとアラビアータの違いを紹介します。
プッタネスカとは
マリナーラソース(トマト・ニンニク・オリーブオイル・バジルのトマトソース)にケッパーとオリーブとアンチョビを加えたものです。
ケッパーの独特な風味と酸味、オリーブの酸味、アンチョビの塩味が効いていて刺激的なパスタです。
イタリアの家庭には常備されている食材なので、すぐ作る事ができます。
パスタはスパッゲティやリングイネを使いますが、魚料理にかけても美味しいです。
プッタネスカの意味
イタリア語 puttanesuca 「娼婦風」という意味です。
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プッタネスカの由来
娼婦は昼食時にも忙しく、海のものも畑のものもごったにしたパスタと和えて食べた。
娼婦が客をもてなすためのパスタ。
昼間も多忙な娼婦がトマトやオリーブなど安く手に入る食材で早く作ったことから名付けられた。
など色々と諸説があります。
プッタネスカの発祥地
戦後の混乱期にナポリ湾にあるイスキア島で生まれたものらしく、この島の芸術家がパーティーを開いたときにこの料理を出したと言われています。
ナポリ料理として有名ですが、1950年より以前はプッタネスカという名称では知られていなかったようで、ナポリではこのソースをマリナーラとも呼び、ツナを加えることもあります。
アラビアータとは
シンプルな材料でニンニク・唐辛子・オリーブオイル、唐辛子の辛味が特徴です。
パスタはペンネ(ペン先のように斜めにカットしたもの)ショートパスタを使います。
まとめ
プッタネスカは辛さに加えて酸味と塩味が特徴である。
アラビアータはシンプルな食材と唐辛子の辛さが特徴である。
名前が「娼婦風」というだけでもインパクトがあるうえに、辛さに加えて酸味と塩味が効いていて刺激的なパスタなどと言われると食べてみたくなりますね。
食材も簡単に手に入るので、是非ジョジョの奇妙な冒険のトニオさんのレシピを参考に作ってみてはいかがでしょうか?
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