食べ物

ナポリ風ピッツァとローマ風ピッツァの違いとピッツァの生地の種類と形について

宅配ピザを注文するときに必ず、生地のタイプは?と聞かれますよね。

お馴染みは、ハンドトスかスーパークリスピー(あるいはウルトラクリスピークラスト)ですね。

ハンドトスはふっくらもちもち、みみまでふっくら!

スーパークリスピーはサクサク食感、薄くて香ばしい!

その生地はイタリアではナポリ風ピッツァとローマ風ピッツァにあたります。

今回はピッツァの生地の種類と形について紹介します。

ナポリ風ピッツァとは

生地がもちもちしていて、生地のふちの部分が厚く弾力があります。

生地の材料は小麦粉・水・酵母・塩の4つだけが基本です。

手で円形状に広げて伸ばします。

薪窯に直接入れて回しながら焼きます。

シンプルな具材で、種類はマリナーラとマルゲリータのみです。

マリナーラ

トマト・ニンニク・オリーブオイル・バジルのシンプルなトマトソースのピッツァ。

マルゲリータ

マリナーラにモッツァレラチーズをトッピングしたピッツァ。

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ローマ風ピッツァとは

生地はとても薄くてサクサクのクリスピーで、ナポリ風ピッツァと比べるとふちの部分の高さがありません。

生地の材料は基本の材料の小麦粉・水・酵母・塩にオイルを入れます。

生地は麺棒を使って伸ばします。

低温で時間をかけて焼きます。

具材はたっぷりで、種類は代表的なものはロマーナです。

ロマーナ

アンチョビ(地中海などでとれるかたくちいわしのことで、それを塩漬けにして発酵熟成させてオイル漬けにしたもの)を使ったピッツァのことです。

具材はローマで考案されたトマトソースにアンチョビとモッツァレラチーズです。

ピッツァの形

ナポリピッツァ

生地を円形状に広げて作るラウンドピッツァ。

カルツォーネ

calzone ズボン・包むという意味で、中世の貴族がはいていたズボンのことをさしているといわれていて、1600年ころから食べられていました。

生地を2つ折りにし、中に具材を入れて、石窯やフライパン・オーブンで焼きます。

具材が包まれているので旨味が逃げません。

パンツェロッティ

panzerotti イタリア・プッリャ州の揚げパンの一種です。

カルツォーネを高温の油で揚げたものです。

まとめ

ナポリ風ピッツァの生地はもちもちでふちの部分が高く、宅配ピザのハンドトスに似ている。

ローマ風ピッツァの生地はサクサクのクリスピーで、宅配ピザのスーパークリスピー(ウルトラクリスピークラフト)に似ている。

変形ピッツァは

オーブンで焼けば、カルツォーネ。

揚げれば、パンツェロッティ。

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