「木こり風」「森林警備員」と言われるボスカイオーラ。
「猟師」「狩人風」と言われるカチャトーラ。
どちらも森でとれたものを食材に使います。
今回はこの2つを詳しく紹介します。
Contents
ボスカイオーラとは
森で採れた豊かな山の幸、キノコをふんだんに使ったものです。
使うキノコはお馴染みのエリンギ・しめじ・マッシュルーム・まいたけや高級品のポルチーニ・トリュフなど好みのキノコを入れます。
ちなみにポルチーニとトリュフはイタリアで採れ、世界三大キノコのうちの2つにあたり、あとの1つは日本の松茸になります。
ツナを切り株にみたてて入れる事もあります。
ソースはオイルソース・クリームソース・トマトソースとそれぞれあります。
パスタはソースによって変わりますが、スパゲッティーニやフェットチーネなどが使われ、ピッツァにも使われます。
ボスカイオーラの意味
イタリア語で bosco(森)からbosucaiola 「木こり風」「森林警備員」という意味です。
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ボスカイオーラの由来
森で採れるキノコを使った。
ボスカイオーラの発祥地
南イタリアでキノコにチーズを重ねてオーブンで焼いた郷土料理。
カチャトーラとは
トマト・たまねぎ・ハーブ・ピーマンに蒸し煮した鶏肉やうさぎ肉などを煮込んだもので、
ワインを加えられることもあります。
ポッロ アッラ カチャトーラ(鶏肉の猟師風煮込み)とも言います。
イタリア中部から北部にかけては使うワインが赤から白に変わります。
ローマ地方はトマトを用いず、イタリアンパセリ・ローズマリーなどのハーブやアンチョビを使い、羊肉が用いられることが多いです。
パスタはスパゲッティに和えたり、ショートパスタを添えたりします。
カチャトーラの意味
イタリア語で cacciatore 「猟師風」「狩人風」という意味です。
カチャトーラの由来
猟師が狩りに出かける時に持つワインやビネガーで、獲った動物を野に生えるハーブと一緒に料理をしたと言われています。
カチャトーラの発祥地
イタリア中部にあるトスカーナ州。
トスカーナの定番料理。
まとめ
ボスカイオーラは好みのキノコ使うもの。
高級食材は使えなくても十分美味しくなりそうですね。
カチャトーラは野菜と肉の煮込み料理。
こちらは料理の時間はかかりますが、ひたすら煮込むだけなので簡単に作れますね。
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